A.K.C.D.F. エーケーシーディーエフ

貧しい家庭の子どもたちを無償または低額で受け入れるラーニングセンターです。〜Every child is my child

A.K.C.D.F.(アバカダ・カユマンギ地域発展基金)は、1990年にフィリピンの人々の手によって貧困地区イーストリバーサイドコミュニティに設立されました。
「Every child is my child(どの子もわが子)」は創設者マミーガランさんのモットーです。
この施設では、4歳から5歳の子どもたちを対象に、
・小学校で必要となる基礎教育
・バランスのとれた給食
・カトリック信仰 
を無償もしくは低額で提供することで、経済的に苦しく、初等前教育を受けることが出来なかったり十分な食事を取ることが出来ない貧困層の子どもたちを支援しています。
アバカダ・カユマンギとはタガログ語で『褐色のABC』という意味です。フィリピンは過去さまざまな国に侵略された歴史を持つことから、この言葉には「自分たちの文化と伝統を尊重しよう」という教育理念が込められています。
AYJはA.K.C.D.F.を支援することでイーストリバーサイドコミュニティの改善を目指しています。またA.K.C.D.F.は夏のスタディツアーの現地受け入れ先としてツアーをコーディネートしてくれています。A.K.C.D.F.はより良い社会を共に築いていくための私たちのパートナーです。

A.K.C.D.F.についてはAKAYのホームページにも詳しく掲載されています。

AKAY KABATAAN
アカイ・カバタアン
AKAY KABATAAN(以下KABATAAN)とは、イーストリバーサイドコミュニティに住むA.K.C.D.F.の卒業生で構成される若者組織です。2004年3月、イーストリバーサイドコミュニティの生活改善のためにA.K.C.D.F.の呼びかけで設立されました。
KABATAANは自分たちの生活を自分たちの手で改善していこうという目的のもと、AYJと共にフェアトレード製品を製作したり、スタディツアーに同行し日本の若者との交流を行ったりしています。またスタディツアーではホームステイ先としてツアー参加者の受け入れもしてくれています。彼らもまた、A.K.C.D.F.と同様私たちの大切なパートナーです。

AKAY KABATAAN(以下KABATAAN)とは、イーストリバーサイドコミュニティに住むA.K.C.D.F.の卒業生で構成される若者組織です。2004年3月、イーストリバーサイドコミュニティの生活改善のためにA.K.C.D.F.の呼びかけで設立されました。
KABATAANは自分たちの生活を自分たちの手で改善していこうという目的のもと、AYJと共にフェアトレード製品を製作したり、スタディツアーに同行し日本の若者との交流を行ったりしています。またスタディツアーではホームステイ先としてツアー参加者の受け入れもしてくれています。
2009年に台風オンドイが地域に直撃したときには、フィリピン国内外からAKCDFに救援物資が送られました。救援物資の配布をAKが担いました。

イーストリバーサイドコミュニティ

イーストリバーサイドコミュニティとは、フィリピン・マニラのマラボン地区にある貧困地域です。通称イーストリバーと呼ばれる川沿いに立っている事からこう呼ばれており、ここに住む人々の多くは都市や農村から流れてきた失業者か不安定就労者です。イーストリバーサイドコミュニティは不法居住区域として政府の取締りの対象となっています。

フィリピンは小学校前に英語教育が必須?!

フィリピンの小学校での勉強は、子どもたちがあらかじめ簡単なABCや計算知識を持っている、という前提で始められます。そのため、経済的に苦しく幼稚園に通えない子どもたちが初等教育の最初から勉強についていけなくなり、途中でドロップアウトしてしまう例が数多くあります。十分な教育を受けていなければアルバイトをすることすら難しく、彼らは次世代の貧困層として、貧困の悪循環の中に組み込まれてしまいます。A.K.C.D.F.はこの悪循環を断ち切るために、貧困層の子どもたちへの初等前教育を重要視しています。

イーストリバーサイドの若者に
夢を題材に絵を描いてもらいました。


▲自動車の整備士になりたい


▲学校を卒業したい

2009年の台風オンドイ救援活動

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